あずさジャーナル
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個人的な総括のようなもの

2019.07.22

社会民主党、得票率2パーセントを死守し、辛くも国政政党としての要件を確保しました。
社民党に投票してくださった皆さまのおかげです。これほど1票の重みが大きな選挙もありませんでした。本当に、投票して下さった皆様のおかげです。

個人的には、党のかつての仲間であり、友人でもある石川大我さんが当選したことも本当に本当に嬉しいです。日本におけるLGBTへの差別をなくすために、同性婚の法制化のために、頑張ってほしいです。

ただ、私自身が投票したわが党の大椿ゆうこさんを国政へ送ることができなかったことは痛恨の極みです。ふるさとの皆さん、友人の皆さんが大きな力を貸して下さいましたが、厳しい結果となりました。けれど、大椿さんの選挙戦は労働運動の可能性を示してくれるものでもありました。今後も連帯していきたいです。社民党からの立候補を決意して下さった大椿さんご自身に、深く感謝をしています。
東京選挙区の朝倉れい子候補も素晴らしい候補者でしたが、票を伸ばせませんでした。これは今の社民党の実力、候補者にはなんの責任もないと思っています。

改憲勢力が3分の2を割り込んだことはせめてもの救いですが、東京選挙区では自民党が現有2議席を維持し、ネオリベかつ改憲勢力の維新が議席を得てしまいました。「中間層」さえ崩壊しかかり、絶望的な格差の広がるこの国で、ポピュリズムに乗って維新が躍進していることに強い危機感を覚えます。本質的に恐ろしいのは自民よりもこうした勢力だと私は思っています。ヒューマニズムの対極にある勢力です。
NHKから国民を守る党さえも議席を得ました。彼らの得票数は80万票を超えています。信じられません。

政治を真剣に考える人が失われている。
選挙を政策ではなく、イメージや短期的な利益、パフォーマンスに目を奪われて投票してしまう人が残念ながらこんなにも多くなってしまったという現実、社会のセーフティネットが破壊され、人権、平和、自由が奪われていくことに慣れてしまっている有権者の絶望感が示された結果だと思っています。

党の総括はこれからでしょうが、私は個人的に、政治での社会変革はもう厳しい、ということを思っています。
どんな道があるのか、どうしたら人々の閉塞感を打ち破ることができるのか、その方法を10年、20年かけて見つけなければいけない時代なんだということを、苦しい冬の時代をそのくらい、あるいはそれ以上に覚悟しなければならないのだということを実感しています。
その前に、この国はエラーだらけになって壊れてしまうかもしれないけれど。既にもう、その兆しは個人の逸脱行動によって現れ始めているけれど。津久井やまゆり園事件、カリタス児童保護者襲撃事件、京都アニメーション放火事件。そして、マイノリティへの差別、ヘイトスピーチ。いずれも、この社会の「絶望」そして「限界」を示していると思っています。

絶望した個人が無関係の他者に向けてその攻撃性を発露させ、社会もろとも破壊していく姿を、私たちは指をくわえて見ているわけにはいかない。
個人の攻撃性が「この社会」に向かって暴発する動機を、契機を、消し去って行かねばならないのに。

私は政治からは完全引退をしましたが、今後も社民党の一員として、社会運動、社会分析のための活動を継続していきます。あらためて、裏方に徹することを決意しました。

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