あずさジャーナル
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私の6年間

2019.07.20

今日は参院選最終日。
東京選挙区の党公認候補の現場張り付きで頑張る日。パワフルな労働問題のエキスパート、朝倉れい子候補。凛々しくて頼もしい女性だ。
心身ともに疲れているのに、今日のスケジュールや運行ルート、あれこれのトラブル処理のことなどを考えていたら一睡もできないまま朝になってしまった。どんなに寝ようと思っても目が冴えて眠れなかった。完徹してしまったのなんていつ以来だろうか。

今回の選挙で2%の得票がなければ、社民党は政党の要件を失う。本当に、背水の陣、最後かもしれない選挙選。そのことが、こんなに自分にとって大きな問題だということを今更ながら思い知る。

色々あって体を壊したりしたため体力的に厳しく、本当は現場に出ることは避けるつもりだった。実際、月曜日に1日現場入りしただけで体がボロボロだとわかった。いまも体調は悪い。
でもやるしかない。人手も足りない。本当に最後かもしれないと思うと、こんなにつらいんだとわかった。色々な思いはあるけれど、私はやっぱり、社民党がなくなったら困るんだ。眠れなくなるくらい、苦しくてつらい。

6年前の参院選で社民党が惨敗したとき、私はショックで党本部に激励の電話をかけた。その時私はまだ党員でもなんでもなく、ただの有権者の1人だった。あのとき、私はなぜだか他の党に投票してしまったのだった。それまでずっと社民党に投票してきたのに、あの時だけなぜか他の党に。まあいいか、くらいの軽い気持ちで。特段深い考えもなく。そうしたら社民党は負けてしまった。どうしよう、私、なんでもっとよく考えなかったんだろうと強く後悔した。私なんかの1票が影響するわけないなんて思ったが、私みたいな人が沢山いたせいなんだと思ったら、ショックで恥ずかしかった。二度とそんなことはしないぞとあの時思った。そして、こんなにショックならいっそ入党しようと考えた。そして知人のツテで社民の人に話を聞きに行って入党したいと言ったら、実はその時は門前払いされてしまったのだ。2013年。忘れられないあの参院選の夏。

更にその1年後、私は福島みずほさんのおかげで本当に入党できることになった。社民党に入党するんですと言った時、色んな人に止められた。社民は泥船だぞ、やめとけ、社民から市議選に出る?馬鹿な、絶対落選するぞ、人生変わってしまうぞ、やめなさいよ、梓ちゃんのために言うけど、やめるべき、社民党?なんで?議員になりたいなら自民党じゃないの?何言ってるの?政党に入るとか、意味わかんない、デモとかやるの、逮捕されたりしないの?社民党ってまだあるの?選挙のお願いとかしないでね、興味ないから、社民党ってなくなるんでしょ?etc.  みんなそう言った(議員になりたい訳じゃなくて社会変革をしたいからだ!と言ったらおかしな顔をされたっけ)。

でも私は迷いはなかった。だって私は子供の頃から反戦平和と反貧困が当たり前のように「正しいこと」として体の中にあったから。選挙権を得てからずっと、私は社民党に投票し続けて来たから。政策を読んでみて、いちばん自分の考えに近かったから。学生時代にオーストリアに留学した時、オーストリア社民党が政権を奪還する選挙を間近で見た経験も影響しているかも知れない。あとは福島みずほさんが頑張っているのをテレビの向こうからいつも家族で応援していたから。祖母は土井たか子さんを、母は土井さんとみずほさんを大好きで、みんな当たり前のようにずっと投票してきたから、その政党がピンチなんだったら、私は入党して自分も仲間になって頑張ろうと思った。祖母も母も田舎の普通の人で、党員でも何でもない。教組や自治労などの組合関係者でもない。ただ、国会中継を見ながら新聞を開きながら「社会党(社民党)はまともやなあ」といつも言っていた。自社さ連立政権の時だけは、祖母は「あれはあかん」と言っていたけれど。

だからなのか、私が「社民党から選挙に出ることにした」と言ったら母は、「え?自民党?」と聞き間違えてショックを受け、「違うよ、社民党」と言ったら、ほっとした表情で「そうか。なら、頑張ってみたら」と言った。全く反対されなかった。落ちたらどうするの、という心配はされたが、「何とかする」と言ったら「あんたは言い出したらきかんで」とあっさり認めてくれた。

そして実際に選挙に立候補したら、沢山の人が応援してくれた。同じくらいたくさんの人から中傷や攻撃もされたけれど、はねのけられなくてとうとう引退になってしまったけれど、信念に嘘はつけないから、離党することはできなかった。私が他党に行くんじゃないかなどと言う人は、私がどんな人間なのかを知らない他人だから、馬鹿らしくて放っている。
本当にどうか2%、有権者に届いて欲しい。

小さくなってしまったけれど、真面目にブレずに頑固に、平和と平等、自由と民主主義を希求する政党なんだ。色んな人がいるけれど、党の仲間はみんな、真面目でお人好しで不器用で、誠実な人たちばかりなんだ。仲間の議員もみんな、労働相談や生活相談、市民相談を真面目に愚直にコツコツと受け続けてきた人ばかり。本当に心から、党の理念を信じて市民の味方でいる人たちなんだ。私もたった1期だけど、沢山の市民相談を受けて働いた。住民運動の味方になって仕事をしてきた。すべて社民党の理念のもとで頑張ってきた。今回も新人で素晴らしい女性が立候補している。選挙区もだが、特に比例区。沖縄の仲村みおさん。そして大阪を中心に頑張っている大椿ゆうこさんは絶対に国会に行くべき逸材だ。あれだけのパワー、弱い立場の人に寄り添う生き方、権力におもねることのない姿勢、過酷な人生経験と痛みを知っている柔らかで強いこころ、すべてにおいて完璧な人だ。政治家として、理想の人間だ。そんな人が党公認で出てくれた。社民党、なくなってほしくない。どうしても。

今日は八王子を出発して、多摩地域を順にまわり、杉並、中野をたどって最終地点の新宿へ。私は夕方の高円寺まで張り付きだ。17時までの9時間。私にできるのはたった9時間。
今日もきっと色々なトラブルが発生したり、道行く人に唾を吐きかけられたり怒鳴られたり妨害されたりということがあるだろう。差し出したチラシに見向きもされずに無視されることばかりだろう。投票に行かない人が半数近くいるだろう。それでも笑顔でいつも通り、頑張ろう。そうやってみんなでやってきたんだから、今日もこれまで通りに、頑張ろう。新しく出会える人がきっといる。6年前の私のような誰かに、会いに行こうじゃないか。

家で待っていてくれる我が子と夫に感謝。どんな時もこんな私の味方でいてくれる最高の家族。

さあ夜が明けた。頑張ろう!

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