あずさジャーナル
journal

パンと薔薇

2019.03.02

総括質疑の原稿書きの1日。

最後の議会、私が質問のテーマに選んだのは、人権と平和、地域医療施策の推進。
LGBTの人権、同性パートナーシップ制度の導入を目指して。市内の空襲体験者、被爆者の証言のデジタルアーカイブ化、八王子平和・原爆資料館の運営について、浅川地下壕の保存について。NICU(新生児集中治療室)の設置を求めて。

原稿を書いていると、4年間の様々な出来事、思いが去来して胸がいっぱいになる。今日はとても暖かく春めいた陽気なので、さきほど少し気分転換に散歩に出た。

家族と一緒に近所を歩いていると、まだ新しい戸建て群が建つ街並みに子どもたちの声が響いていた。4年前、挨拶まわりでこのあたりを歩いた時には、こうした光景はあまり記憶に残らなかった。とにかく必死で、暗い顔をしながらうろうろ、ぐるぐると地域を歩き回っていた。あの頃の私には、子どもたちの声に耳を澄ませる余裕も、ゆったりと春を感じる感性もなかった。それだけ必死につかみ取ろうとしていたものがあったことを、今も大切に思っているけれども。

隣接の公園で遊んでいる親子や、陽の降り注ぐ庭先で追いかけっこをしている兄弟の姿が眩しい。春が来るなあ、と思う。

自宅では先週の南口マルシェで買った特売品の(!)花がまだまだ元気に咲き誇っている。大好きなバゲットも買った。好きなものを並べて眺めていると幸福な気持ちになる。

世の中には悲しいニュースや、理不尽な出来事、腹の立つ出来事があふれているけれども、自分のこころの安寧は、自分の力で守っていこうと思った。私は勝気で負けず嫌いで好戦的で、お世辞にも良い性格とは言えない人間だけれども、そうした激しい感情をもっと明るい、ポジティブな方向へ動機づけられるような毎日を送りたいと思った。

誰かのことを憎んだり恨んだり、陰口を言って笑ったり、足を引っ張ったりするような、そんな時間を送るくらいなら、自分を苦しめるものとは決別をして、このこころの奥に渦巻く激しいエネルギーの行き先を、もっと進歩的なもののほうへ向けてやらねばと強く思った。

人権も平和も、命を救うための技術も、そんな私の最後の質問として、きっと大切な足跡になってくれるだろう。

春が来る。

 

あずさジャーナル一覧へ
PDFダウンロード
社民党
社会民主党八王子総支部事務所
〒192-0053 八王子市八幡町14-13
TEL/FAX : 042-626-7545
佐藤あずさのFacebook

Page Top