あずさジャーナル
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8月6日 広島を思う/いま住む場所でできること

2018.08.06

広島への原爆投下から73年。
73年前のこの日に、原爆によって人間としての尊厳を奪われ、無念の死を遂げて行った方々のことを思う。いま生きる私たちがその方々の尊厳を恢復させることができるとしたら、彼らが生きていた日々、一人ひとりの人間の命の輝きに思いを馳せ、二度と核兵器を使わないことを誓うことではないだろうか。

2002年に開館した国立広島原爆死没者追悼平和記念館では、犠牲となられた方々の名簿と写真を見ることができる。以前訪れた際には、お一人おひとりの写真が動きを伴ってスクリーンに現れる部屋もあった。
被爆地の記録、被爆者の方々の体験に関する資料はデジタルアーカイブ化され、詳細に調べることができるようになっている。
平和祈念資料館とあわせて、ゆっくり訪れるべき施設であると思う。

また、原爆の記録、被爆の記憶を保存し継承する責務は、広島、長崎にだけ課せられるものではない。国はもとより、全国のそれぞれの自治体で独自に取り組むべきことであると思う。

八王子市では昨年、八王子空襲の被害者のかたのものと合わせ、市内在住被爆者のかたの被爆体験を映像化する取り組みを実施した。取りかかりは1名分だったが、とても重要な一歩であると評価している。
私は広島の追悼平和記念館、そして平和祈念資料館を訪れた時から「自分の住む自治体でも、規模は違っても同じことをやるべきだ」と感じており、議会で提案をして来た。この取り組みはそのことが一部実現したものである。

また、八王子市には民間で運営されている「八王子 平和・原爆資料館」(毎週水・金曜日開館)がある。市役所隣の建物にある小さな資料室だが、2000点を超える貴重な資料が所蔵されている。市外からも多くの人が見学に訪れ、夏休みは子どもづれのお母さん、お父さんもいらっしゃっている。
運営に携わるメンバーの高齢化と運営困難が課題となっており、行政の支援が不可欠であると感じている。このことも引き続き求めていきたい。

私たちは自分の住む場所で、原爆の過ち、戦争という愚かな過ちを繰り返さぬために、必ずできることがある。

広島県内では先月の豪雨災害で100人を超える方々が犠牲となっている。
命の尊さをより一層、痛感させる夏である。

安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませんから。

 

 

 

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