あずさジャーナル
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新しい「専門」について

2017.04.20

誰かと自分とを比べて、自分の力の卑小さや存在の心許なさに落胆するときも、いまこの時間を生産的に過ごしているという事実があれば、希望を失わずに働くことが出来る。例えば天下国家を論じる仕事それ自体が「優れている」訳ではなく、その仕事に就いた人がどれだけ真剣かという点に評価がなされる。

現在の政治状況を見て「無能な政治家ばかり、見ていられない」という有権者の声が強い。国も、地方も。有権者の審判を受ける立場のひとりとして、こうした声には真摯に耳を傾けたい。と同時に、「ならば自分が」と奮起する若手や女性とつながっていきたい。あらゆる分野の、あらゆる職業、立場の皆さんと。

あらゆる職業、立場において「プロフェッショナル」を目指して努力を続けている方々とのつながりを増やしたい。まだ「途上です」という同世代の仲間のつながりを。
「先輩たち」任せにせず、私たちの世代が「この国をどうするか」「この社会をどうするか」という話をしていかなければならないと思う。

私たち30代、20代、そして10代も含めて、「自分を認める」ことが困難な世代であると思う。生き方は多様にあるのだと選択肢は提示されるが、それを実現するための経済的な余裕や、未来は果てしなく成長と発展を続けるはずだという希望は与えられない。承認欲求だけが肥大し、生活は不安定である。

私たちの世代は、華々しさとは対極の、したたかで、淡々とした「闘い」方を強いられる。忍耐が必要で、孤独でもある。けれど、ひとりひとりが自分で選んだ「専門分野」を通じて、相互につながり合い、同一の課題に向き合うネットワークを作ることも出来るはずだ。「専門」として語れることを持とう。

新聞を読めば、気になるニュースがあり、ネットサーフィンをすれば、繰り返し心にひっかかる言葉や表現が流れてくるだろう。どんなことでも、自分が「より良く生きる」ために考えたいことを見つけて、「専門」を作ろう。現在の仕事や学問とは無関係でもいいのだ。私も、今からもう一度考えて始めたい。

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